【半ズボンOK!?】驚くべき、ドイツ夏のオフィスルール
もいん もいん!ドイツ在住アラサー女子、ハピ子です!
日本は梅雨も明けて、暑〜い夏の真っ盛りですよね。
ドイツも、暑いです。
この記事では夏の間に適応される驚くべきドイツの職場ルールについてご紹介したいと思います。
ドイツの夏は気持ちがいい
さて、日本も暑いですがドイツも負けていません。
ケルンやデュッセルドルフなど中部の町では40度超えしたようです・・・😱🌡🔥🔥
寒く長く暗い冬の反動なのか、ドイツ人は日光浴が大好きで、20度くらいを超えて太陽が出ると、公園とか川辺などとにかくあちこちでビキニ姿や上半身裸(これは男の人)になって日焼けしている人を見かけます。
天気が良い日にはオフィスから人がいなくなるのが早いこと早いこと。
ドイツで過ごした最初の夏に、同僚が「今日は天気が良いから早退するわ♫」といって本当に早退していったのを見たときはとても驚きました。(*_*)
ドイツの夏は、日本と違って湿度が50%ほどとそんなに高くないので 30度を超えても、「暑いけれども最高、気持ちいい!!」という感じでみんなウキウキだし、日本のような暑さと違ってカラッとしていたり風も吹くので、とても気持ちが良いです。
驚くべき夏のオフィスルール(1):半ズボン可
ドイツの夏は、短いです。
年にもよりますが、夏服を着れるのは一年のうち4週間くらいかなあというイメージです。たとえば、私は今日はタンクトップとショーパンですが、3週間前はトレンチコート着てました。。
気温25度を越えるのが珍しいので、冷房が整っていないオフィスがたくさんあります。
電車や地下鉄も冷房がきいていない車両がとても多いです。(壊れているのか、最初からないのか、あるけど使っていないのかは不明です)
私の働く会社のオフィスもそのうちの一つで、そのオフィスビルはガラス張りで、私が働くオフィスは午後になると日が射してきます。
風のない暑い日の午後は、日も射してきて、冷房も効かないので、とても暑く、先週はオフィスの室温が31度でした。(!!!!!)
女性はサンダルもスカートもはけるので男性よりも涼しい格好ができますが男性はけっこうきついですよね。
そんな中、暑くて仕事にならない、と、一人の同僚がマネージャーに状況を訴えました。
その結果、半ズボン可になりました。
会社はIT系などリベラルな会社というわけではなく、業界的にはわりと保守的な業界なのですが、半ズボン可になりました。笑
顧客に会うことがない限りにおいてはスーツ不要、ジーンズもスニーカーも可、という会社はドイツではけっこう多いですが半ズボン可は予想を超えました。(少なくとも私の)
同僚の男性陣はみんな喜んで半ズボンで出社、長ズボンは会社に置いておいて必要に応じて着替えています。
半ズボンオッケーで驚いていたら、もっと驚く事実を知りました。。。
驚くべき夏のオフィスルール(2):帰って良い
なんと、ドイツには気温が一定以上に達したら仕事を早く切り上げていい、というルールが存在するそうです。
ドイツ語で "Hitzefrei" (ヒッツフライ)、直訳すると 「熱(ヒッツ)休み(フライ)」。暑い時はお休みにしましょう、って感じでしょうか。ゆるく訳すと。
上述の通り、ドイツで気温が20度後半に達したり30度超えになるほど暑くなることはめずらしく冷房が備わっていないオフィスが多くあります。
そんな環境で室内の気温が一定以上に達したら(地域によってルールは違うようですが20度後半とか30度とか)お家に帰っていいですよ、となるそうです。
この場合、その日はもう終業というパターンと、家で引き続き働いてください、の2パターンがあるようです。
私はまだヒッツフライ未経験なのですが、昨日会った友達が、猛暑だった先週、ヒッツフライを経験したと言っていました。
先週の水曜から金曜まで、彼女のオフィスは気温30度に達したそうなのですが
15時で終業、家で働く必要もなし、緊急案件がない限りは帰宅していいです、
というお達しがあってみんな帰っていったそうです。
彼女も15時で切り上げて湖に泳ぎにいったそうで、うらやましすぎます・・・。
半ズボン可もヒッツフライも驚くべきルールですが、またこの他にも驚くこと、日本と全然違うことを見つけたらご紹介したいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました(o^^o)