ハピ子のドイツサバイバル手帳

ドイツでトリリンガル(英語・ドイツ語・日本語)ヨガ・ティーチャーを目指すアラサー女子ハピ子がヨガについて、ドイツについて(ドイツ語、お料理、週末の過ごし方、旅行など)書いています。

【鼻をすすってはいけない!】ドイツで鼻水が出た場合どうすべきか?

もいんもいん🌞、ドイツ在住アラサー女子、ハピ子です!

 

北ドイツでは、よく"Moin" (もーいん)と挨拶します。

英語でいう "Hi" って感じです。

時間帯に関係はなく、友達や知り合いに会ったりとか、お店に入ったりすると moin! と挨拶しあいます。

北ドイツにいらした際には、Hallo! もいいですが、Moin! と言うと

北ドイツ人はきっと喜んでくれますのでぜひお試し下さい(^_^)

 

さて、なんだか花粉症っぽい今日この頃なのですが、(なぜこんな時期に。。)

鼻水に対するドイツ人の反応と対応が日本のそれと違うので、ご紹介したいと思います。

 

 

👃ドイツ人の鼻水対応👃

 ドイツ人の鼻水に対する反応と対応につき、大きく分けて5つご紹介いたします。

 

1. 鼻をすするのはNG

2. 鼻は盛大にかんでよい

3. ティッシュは何度でも使う

4. 鼻の洗浄をする

5. ナーゼスプレーがすごい

 

鼻をすするのはNG

鼻水が出てくるからって、「ずずっ・・」って鼻をすするのはドイツではNGなのです。

鼻をすすり始めると、「鼻すすってるよ(=うるさいよ、マナー悪いよ)」と言われるか、嫌な目で、あるいは厳しい目で見られます・・。

会社の同僚や、あるいは電車の中で全くの他人に「ほら、これで鼻をかんだらどう?」と言ってティッシュを勧められる場合もあります。(ドイツ人は見知らぬ人にも結構普通に話しかけます。)

 

私はドイツに来てこのことを学習してから鼻はすすないように気をつけていたのですがつい先週「鼻すすってるよ、風邪治ってないんじゃない?」と言われて凹みました。。

 

鼻は盛大にかんでよい

日本人は人前で大きな音を立てて鼻をかんだりすることはあまりないと思います。

鼻をかむ必要があっても、音は最低限に抑える配慮を見せてチーーンッ・・・ って感じでかみますよね。

 

ドイツでは、鼻水はすすっちゃいけないけれども、

鼻は、それはもう盛大にブババーーーーーーッ とかんでいいんです。

誰にも何も言われません。驚く人もいませんね。

 

ティッシュは何度でも使う

ドイツ人は、同じティッシュを何度でも使います。使えなくなるまで。

 一度以上使ったけどまだ使えるティッシュをポケットとか、カバンの中に忍ばせています。

これだけ聞くとちょっと気持ちが悪いし不潔な感じですが、ドイツのティッシュは日本でよく売っているティッシュよりもずっと丈夫にできています。

 

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写真引用元

 

これは56個も入ったXXLパックの写真ですが、パッケージの絵で「服の中に入ったまんまで洗濯しちゃっても壊れない」ということをアピールしています。

それほど頑丈なのですが、肌触りは柔らか、鼻をかんでもかみ過ぎない限りは肌が荒れたりもしません。

私も今では同じティッシュ、4回か5回くらいは使います。。

 

鼻の洗浄をする

ドイツ人は、「鼻水が出るな」と感じたら、自宅で鼻の洗浄をします。 

こちらが、その鼻の洗浄グッズです。

 

 

写真引用元:EMSER NASENDUSCHE

 

私は、これを初めて見たときは一体なんなのか全くわからなかったのですが、

本体上の青い部分はフタで簡単に取り外せるようになっており、フタを開けて、中にぬるま湯と専用の塩(薬局で購入)を入れてよく混ぜて、その液体を鼻の中に流して出します。

右の鼻の穴から入れて左の鼻の穴から出す、と言う感じです。

 

そんなこと言われてもよくわからないと思うのですが、

私は全然よくわからなかったので初めて使ったときは YouTube を見て勉強しました。笑

 


medpex Tipps - Nase reinigen & pflegen (Emser Nasendusche)

 

お塩が入っているので鼻に水を流しても痛みはありませんが、鼻と鼻の間、喉の奥みたいな場所を塩水が通る感じが気持ち悪くて私はあまり好きではないです。

私の場合、最初の鼻の穴の方はだいたいうまくいくのですが、次の穴になると出口の方の鼻の穴からスムーズに出て行ってくれず鼻の下をつたって口の周りをつたって顎まで水が来てそこから落ちる、みたいな風になりこれも不快です。

 

ただ、この鼻洗浄をすると確かに鼻はお掃除されて、症状がかなり改善します。

ドイツ人であればどの家庭にも1つ以上はあると思われます。

 

ナーゼスプレーで快眠

ナーゼスプレーとは、日本語でいう鼻炎スプレーです。

日本で鼻炎スプレーを使用した経験があまりないのですが、調べてみると「効果は24時間以内に出てきます」と書いてあることが多いようです。

 

ドイツ人が鼻詰まりした際に使うスプレーは、薬局で5ユーロほど、つまり600円くらいで買えるものなのですがこれがすごいんです。

 

NasenSpray-ratiopharm® Erwachsene

写真引用元:ratiopharm NasenSpray

 

鼻がつまって寝れない対策として、就寝前に使用することが多いです。 

左右の鼻にスプレーして、約5分ほど待ちます。

そうすると、鼻が気持ちいいくらい通るようになるんです。

これで安心して鼻呼吸で寝られます😴❤️

 

👃まとめ👃

以上、ドイツで鼻水がでた場合にどう対応すれば良いか、ドイツ人だったらどうするか?についてご紹介させていただきました。

鼻水ってだけで色々な違いがあって面白いですね(^_^)

他の国の事情も気になります。

 

ドイツに来てからは鼻洗浄でで症状が改善して寝る前には鼻スプレーで眠りに落ちやすくなったため、日本にいた時のよりもお薬に頼る頻度が減っており、嬉しいです。(鼻炎がひどい人はお薬に頼らざないを得ないと思いますが。。)

 

👃オマケ「げぞんたいと」👃

私が一番最初に覚えたドイツ語のうちの一つが、 

"Gesundheit" (発音は「げぞんたいと」、直訳すると「健康」)でした。

英語でいうところの "Bless you" ですね。

そう言われたら、"Danke" (だんけ、=ありがとうの意)と返します。

 

くしゃみをするたびに、げぞんたいと げぞんたいと と言われるので自然と覚えました。これは、電車の中や、道ですれ違う人など赤の他人の人でも言ってくれたりします。

 

・・・こちらも、冒頭でご紹介した "Moin!" と合わせてドイツでご活用ください!!(げぞんたいと、はドイツ全土で通用します!)

 

ここまでお読みいただきありがとうございました🙏💕