ハピ子のドイツサバイバル手帳

ドイツでトリリンガル(英語・ドイツ語・日本語)ヨガ・ティーチャーを目指すアラサー女子ハピ子がヨガについて、ドイツについて(ドイツ語、お料理、週末の過ごし方、旅行など)書いています。

【立ちながら働けて、誕生日も祝ってもらえる!?】私がドイツに来て驚いたこと;オフィス編

もいん もいん!ドイツ在住アラサー女子ハピ子です!

 

私はドイツで正社員としてオフィスで働いているのですが日本と違う点がたくさんあり最初は驚きの連続でした(°_°)!この記事では、そんなドイツのオフィスの様子についてご紹介したいと思います🖋⭐️

 

 

動くデスクがある!

ドイツのオフィスでは、立って仕事をしている人がいます。

本当にこんな感じで。

写真引用元:nymag.com

ドイツのオフィスでは、この動くデスクをよく見ます。

この動くデスクの特徴はもちろん「動く」ことで、デスクを上下に動かす機能ボタンがついていてデスクの高さを調整することができます。あちらこちらで立って働いている人がいてぱっと見オフィスが凸凹な感じです。

 

オフィスで働く多くの人が朝から夕方までだいたい座っている状態だと思いますが実際不健康ですよね。この動くデスクがあれば立った状態で働くことができます。私も使ってます!と言いたいところなのですが、残念ながら、多くのオフィスでは一部の人にしか動くデスクは支給されていません。。。

一部の人というのは腰に問題があるなど医者の証明書を持った人で、会社にはそういった社員のために動くデスクを用意する義務があります。

一方で最近は立って働くことはずっと座っているのに比べて足腰にもよく社員の集中力を高めるのに役立つため全社員に動くデスクを支給している会社もあり、羨ましい限りです。

動くデスクを全社的に導入する会社などでは、どうやって動くデスクを使えばより健康的かつ効果的なのかなどのレクチャーをしに専門家が会社まで来てくれるそうです。気になります。

 

残念ながらまだ動かないデスクで働いている私ですが、医者に証明書を出してもらうほどの問題はなくてもずっと座っていると疲れるし腰が変な感じになるので、デスクの下で靴を脱いで足の下でゴルフボールをゴロゴロ転がしたりしてなんとなく体に刺激を与えるよう工夫しています。(これはオススメです。)

 

同僚にお誕生日を祝ってもらえる🎂🎉

日本では誕生日の人が色々な人からプレゼントをもらったりおごってもらったりすることが多いと思います。会社では別にだれがいつ誕生日なのかそんなに知らないですよね。一方、ドイツでは誕生日を迎えるその本人が友達をパーティや食事に招待するのが一般的で、またオフィスで誕生日を祝ってもらえることもけっこうあるのです!

 

私の働くオフィスではどんな感じかというと、まず、デスクに集金封筒が回ってきます。表紙には「88日デーブの誕生日。82日までに封筒をマイクまで戻してください」と書いてあって、名簿も貼ってあります。

封筒のなかにはバースデーカードと小銭が入っておりバースデーカードにはサインをして(メッセージなどは一切なしで、サインのみ。)封筒にはお金を入れて、次の人に回していきます。入れなきゃいけない額は決まっていませんがだいたい2ユーロ(240円くらい?)が目安です。お金が集まったら、そのお金でプレゼントを用意します。集金できる人数にもよりますが私の働くオフィスでは部屋ごとでやることになっており4050ユーロ(5000-6000円くらい)集まります。

プレゼントは様々で、本人に希望をすでに聞いているパターンと同僚が勝手に決めるパターンがあります。私は毎年希望を聞いてもらっていままでサラダボウルやIKEAお買物券(ベッドシーツを買いたかったのです)などをもらいました。

よくあるのはアマゾンのギフトカードで、そのほかちょっと高級フライパンをもらっている同僚や、オリジナルの手作り携帯ケース真とかがプリントされているもの)をもらっている同僚も見たことがあります。

 

誕生日の日には会社に行くとデスク周りがデコレーションされていて、デスクにはバースデーカードとプレゼント、たくさんの小さなお菓子がおいてあります。

デスクは前日かあるいは当日の朝に同僚によってデコレートされるのですが、当日の朝に準備される可能性もあるので誕生日の当日は早い時間に出社しないという暗黙の了解がありますデコレーションされているのでその日はその人の誕生日だということが一目でわかりますので、いろいろな人が声をかけに来て握手したりハグしたりしてます🙌💕

 

誕生日を迎える本人も実は結構大変です。

プレゼントのお返しには、ケーキやマフィンを焼いて来たり、朝食をふるまったりするからです。仕事の後のビールをふるまう人もいます。私はおととしはちょうど日本から戻ったばかりだったのでカステラを用意して、去年は3つケーキを焼きました。

誕生日が近い人たちが協力して朝食をふるまってくれる時が最高で、パン、ハム、チーズ、ジャムにはじまり野菜や果物などの朝食をオフィスに用意してくれるんです。事前に「来週の月曜日に僕ら4人で誕生日祝いのお返しに朝食をふるまうのでみんなお腹を空かせて出社してね」みたいなメールが出るので、それをちゃんと読んでいればお腹いっぱいで出社してしまう、ということにもならないんです。

誕生日の人が多い月には毎日のように誰かの封筒があちこちで回っていて、オフィスにたくさん食べモノがある状態になります。こういう感じなので、誰の誕生日が来ても楽しみで嬉しいのです(笑)

 

アイスマン🍧🚚

夏のドイツのオフィスでよく見る光景・・・それはアイスを食べている人たちです。

ドイツ人は老若男女関係なくアイスが大好きなのですが(子供から大人まで、警察官や警備員さんも、おじいちゃんもおばあちゃんもみんなしてアイス食べて仕事中もオフィスの外、中、関係なくアイスを食べている人がたくさんいます。オフィスビルの売店などで買うこともできますが、夏の間はアイス屋さんがトラックでやってくるというラッキーなオフィスも。

 

私たちのオフィスにもアイストラックが来ます。時間はだいたい1時半ですが、到着の合図は「りんりんりんり~~~~~~んというベルの音で、これを聞きつけてくる人もいます。あまりにも暑い日はアイスが売れすぎて前の場所からなかなか動き出せないのか、私たちのオフィスに遅れて来たりして、そんな日は私たちもアイスを心待ちにしているのでトラックの到着とともに人が群がり行列ができます。

アイスを買ってそのまま外で日向ぼっこしながら休憩する人もデスクに戻る人もいますがみんなきまって幸せそうです🧡

 

おまけ❤️

ドイツ人に好きなアイスはどれ?と」聞くとよく帰ってくるのが「スパゲッティアイス」です。

スパゲティみたいにしたバニラアイスに、イチゴのソースと小さくてパラパラしたホワイトチョコをかけてまるでスパゲティのような見た目のアイスで、これが人気です。Ein Teller mit Spaghetti Eis im Eiscafe Intermezzo in Mannheim Foto vom 18 02 2019 Erfunden wurde

 写真引用元:SueddeutscheZeitung

 ドイツにお立ち寄りの際はぜひ召し上がってみてください(^_^)

 

ここまでお読みいただきありがとうございました🙏💕