【わんこオッケー!?】ドイツの駅・電車事情(2)
Moin Moin! ドイツ在住アラサー女子ハピ子です!
ドイツの駅・電車事情(1)では、駅の様子についてご紹介しましたが
こちらでは、乗ってくるものとマナーについてご紹介いたします(^_^)
乗ってくるもの編🚃
日本ではあり得ないけれども、ドイツの電車に普通に乗ってくるもの。
それは、犬と自転車です。
わんこオーケー🐕
電車を始め、お店やさらにはレストランなど、日本では考えられない場所に犬がいます。
電車に乗って犬(とその飼い主さん)が向かっている場所のうちの一つが、職場です。ドイツでは犬を連れてきて良い職場が多く存在しており、朝、犬を連れて出勤するわけです。
朝混んでいる電車に犬が乗っていると、犬によってはくさかったりしてちょっと迷惑だなと思う一方でたくさんの人に囲まれてかわいそうにも見えます。
犬がオーケーな職場に勤めるドイツ人の友達によると、飼い主はもちろんのこと、外に買い物や散歩に出る同僚が犬を連れて外に出るので、犬も日中たくさん散歩できてとても良いそうです。
当然、仕事の邪魔にならないよう、よく教育の行き届いた犬でないと職場に連れて来れないかもしれませんがドイツで飼われている犬のほとんどはとても厳しく教育されておりリーチでつながれていない犬もよく見かけるほどなので、基本は問題がないんだろうなと思います。
ちなみに、犬がダメなお店やレストランなどでは「犬は外で待っていてね」みたいなステッカーが貼ってあったりします。
自転車オーケー🚲
自転車を持って電車に乗ることもできます。
なぜ自転車を持って電車に!?と疑問に思われるかもしれませんが、理由はさまざま。
朝は天気が良かったから自転車で出勤したけど夕方雨が降ったので自転車をひいて電車に乗って帰る、とか
会社の最寄駅から会社までを自転車で移動したいから、 とか
サイクリングのスタート地点まで電車で行くため、とか、いろいろあり得ます。
自転車は場所を取るので、朝と夕方の通勤時間帯は自転車同伴(?)の乗車は禁止されています。
マナー編🚃
日本とドイツでは、電車の中でのマナーにも結構違いがあります。
携帯でがんがん喋ってオッケー☎️
日本では電車の中で喋るだけでマナー違反ですが、ドイツでは電車の中で☎️している人がとても多いです。
周りを気にすることなく、結構な大声でがんがん喋っています。
中華麺食べてもオッケー🍜
ドイツでは電車の中でいろんなものを食べている人を見かけます。
プレッツェルなどパン系や、リンゴやバナナなど果物はまだ理解できるものの、タッパー容器の中に入っているヨーグルトみたいなのをスプーンで食べる人と中華麺というか、 焼きそばをフォークで食べている人を見たときは驚きました。(*_*)
電車で座って中華麺を食べるだけでも驚きですが、歩きながらフォークで焼くそばを食べている人も見たことがあります。歩きながら焼きソバは高度な技ですよね。食べにくそうでした。
音楽の演奏オッケー🎷
ドイツで電車に乗っていると、突然、音楽の演奏や歌が始まります。
ギターやサックス、あるいはスピーカーとマイクを持ち込んで演奏する人たちがいます。
駅と駅を電車が走っているその数分の間に1曲演奏して「良かったでしょう、今日も皆さん良い1日を!」とか言いながらお金の回収に来て、次の駅で次の車両に移っていきます。
音楽の演奏だけでなく、ホームレスの方や、無職の方などが「私はホームレスです、お金か物を恵んでください」などと言って電車が走っている間にその車両でお金や物を乞い、次の駅で隣の車両に移動していきます。
音楽は基本的にうるさくて迷惑なのでお金を払ったことはありませんが、ホームレスや無職の方にそのときに持っていた飲食物や小銭を渡したことはあります。
たまにならいいのですが、毎駅ごとに誰かが乗ってくる日などはうんざりします。
なお、この行為は違法なので本当はやってはいけない行為です。
さいごに
ここまでお読みいただき、どうもありがとうございます😊💕
今回紹介させていただいたマナーに関しまして、ドイツ人が、というよりも、ドイツに住む人たちの行動とご理解いただきたいです。
というのは、ドイツの大きな都市にはドイツ人だけでなくEU諸国の人々はもちろんラテンアメリカの人たちやアフリカの人たちなど本当に色々な人が混ざりあっているからです。
電車の中で、あるいは町の中で聞こえてくる言語は、ドイツ語をはじめ英語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、ブルガリア語など欧州の言語だけでなく、何語なのかわからないアフリカっぽい言語や中国語など本当に様々で、大陸に住んでいる感がとてもあり、面白いです。
またコトバや文化についてもご紹介できたらと思います。